事故物件に住まないために知っておきたい不動産賃貸のルール

うらめしや〜。
3月になり引っ越しをする人たちが増える時期だと思います。
世の中には事故物件というものがありますが、その事故物件に住まないためにみなさんが知っておいたほうがいい不動産賃貸業界のルールや、事故物件を知るためのツールなどを紹介していこうと思う。


事故物件とは?
物件の共用部分や部屋部分のいずれかにおいて、何らかの原因で前居住者が死亡した経歴のあるものをいう。


1.不動産のルール

不動産のルールでは、事故物件のことを「事故物件」とは言いません。
主に契約書や不動産情報サイトなどでは心理的瑕疵と言う。
不動産に詳しい人じゃないと普通知らないキーワードなのでぜひ覚えておくといいでしょう。
もしあなたが不動産情報サイトなどで物件を探すときはぜひ「心理的瑕疵」というキーワードに注目して見ていただきたい。


心理的瑕疵とは?
一般的に訳あり物件のことを指す。ほとんどの場合事故物件のことだと思っていい。

ちなみに
不動産のルールでは、心理的瑕疵の物件は事前に告知する義務があるが、一度誰かが住めば告知しなくても良くなる。要は事故があった後の最初の入居者に対してだけ告知すればいいということである。
極端な話、昔事故があったような物件でも一度誰かが住んでしまえば、その次に家探しをする人には事故物件だということを教えなくてもいいというとこである。(ただ不動産会社によっては、後でトラブルになるのを防ぐために、事故があった後の2人目以降の入居者に対しても告知する善良な不動産会社もある)
なので、もし気になるときは「この物件に瑕疵(かし)はありますか?」と聞いてみるといいだろう。

2.不動産情報サイトなどで見分ける方法

もし不動産情報サイトなどで物件を探す場合も、心理的瑕疵というキーワードに注目していただきたい。



事故物件の写真

こんな感じや



事故物件の写真

こんな感じで「心理的瑕疵」というキーワードが潜んでいる場合がある。
逆に興味がある人は「心理的瑕疵」というキーワードで検索して探してみるのもいいかもしれない。

3.事故物件公示サイト「大島てる」

実は不動産情報サイト以外にも、事故物件を調べる方法はある。大島てるというサイトだ。



大島てる http://www.oshimaland.co.jp/

「大島てる」とは日本の事故物件の情報を閲覧できるという恐ろしいサイトだ。
サイトの炎マークの部分は、事故物件がある場所を示している。
もし家探しをして気に入った物件があれば、その物件の周辺を探してみると意外な発見があるかもしれない。
今住んでいる家の周辺を探す人は、事故物件じゃないことを祈っている。


福岡の事故物件

ちなみに福岡市内には650部屋以上あったので、気をつけろ。

4.さいごに

今回は事故物件の調べ方について書いてみたがいかがだっただろうか。
ちなみに事故物件は家賃が安いなどのメリットもあるので、逆に事故物件に住みたい人もこれらの方法で探せばきっといい物件が見つかるだろう。