元賃貸営業マンがココだけで教える!一人暮らしの部屋選びのコツ

  平成30年になり、1月から新生活に向けた引っ越しシーズンがやってきます。
  賃貸物件を探している時はワクワクする気持ちで探していても、なかなか気に入る物件が見つからなかったり、賃貸探しをしているうちに面倒くさいなと思った経験をした人も少なくないと思います。

  株式会社Live Searchにはもともと不動産会社で勤務していたメンバーが多数いるので今回は賃貸探しのコツについて書いていこうと思います。



【ポイント1】自分が住みたい部屋のイメージ像を明確にすることがすごく重要


  まずは賃貸探しを始める前に、自分が住みたいと思う部屋の条件をある程度固めることが重要です。
  賃貸を探すときに条件として出てくるものをリストにあげてみます。

部屋の間取りは?

広さは最低どのくらいの広さが必要ですか?

浴室とトイレは別がいいですか?

浴室とトイレは別がいいですか?

築年数は気にしますか?

階数はこだわりますか?

ペットは飼いますか?

オートロックは必要ですか?

浴室乾燥機はなくてもいいですか?

住みたい街は決まっていますか?

駅からの距離は遠くても良いですか?


  女性であればこの他にも「キッチンが大きいほうが良い」等あるかもしれません。

この11個の条件が決まったら、次にこれらの条件の中で特に譲れないもの(4つ程度)にだけ丸をつけてみてください。


  ココで大事なのは、特に譲れないものを絞ることです。


  なぜココで特に譲れないものを絞るかというと、全て理想通りの条件の物件はなかなかないからです。(高い家賃を払えば全ての条件を満たす物件もあるかもしれませんが…)
  例えば『駅からの距離は遠くても良いですか?』という質問に対して遠いよりは近い方が良いという人がほとんどだと思います。浴室乾燥機もないよりはあった方が良いとみんな答えると思います。 だから『遠いよりは近い方がいい』ではなく『近くないと絶対に嫌だ』という条件を絞ってください。


  この絶対に譲れない条件を自分自身がわかっていないと、賃貸物件探しにかなり苦労することになります。 だから賃貸の営業マンはまず理想の条件を聞いて、そこから物件を探しながら、お客様の絶対に譲れないポイント、妥協できるポイントを見つけながら、物件を探します。



【ポイント2】自分が払える適切な家賃を知る



  ポイント1が終わったら、次は自分が毎月払うことができる家賃の金額を決めてください。
  家賃の限度額は、自分の手取り収入の30%以下です。 例えば手取り20万円の人であれば6万円以下まで借りても大丈夫でしょう。 でも6万円以上の家賃の物件を借りる場合は、契約をする際に保証会社の審査があるのでそこで審査に落とされるかもしれません。
  なので、上限を超えずに、自分の生活費なども計算した上で、払える家賃の金額を決めましょう。



さいごに



  この記事では、不動産会社への対応法や、内覧時にチェックするポイントなどではなく、物件を探す前に行うことをメインに書いてみました。 僕自身も5回以上引っ越しをしているのですが、条件の設定が一番重要だなと思っています。
  実際に、いろいろな人に聞いてみると、はじめに不動産会社に伝えた条件(またはインターネットで探した条件)の物件のまま契約できた人はかなり少ないです。 はじめに言っていた家賃より少し高い物件で契約したり、少し条件を妥協した経験がある人は多いと思います。 なので2つのポイントを明確にすればよりスムーズに物件探しができるようになると思います。